■無念…青森市浪岡でリンゴの廃棄処分始まる
青森市浪岡地区で農家保有リンゴの廃棄処分が始まった。26日まで2カ所に集積し、5回に分けて岩渡にある市の一般廃棄物最終処分場に運び、埋め立て処理する。生産者は無念の表情を浮かべながら黙々とリンゴを処分していた。
北中野にあるカントリーエレベーター駐車場、樽沢の野沢資材倉庫前に集められている。早い人は午前7時ころから生産者がトラックで持ち込み、指定場所に“投げ捨て”た。300箱を廃棄予定とする人もいた。
多くは霜、ひょうの被害果や加工用リンゴで、出荷のタイミングを失いそのまま保存していたもの。生で十分食べられるふじもあったが、冷蔵庫の電気料だけで月5〜8万円かかり、これからの農作業もあり、やむなく廃棄に踏み切ったという。
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